2017年6月9日金曜日

競技ダンス実践テクニック「正しいスローフォックストロットの踊り方」



2017 WDC Asian Tour Dance Taipei Open Professional Standard で優勝したAndrea & Sara組のオナーダンスのスローフォックストロットです。

現在、ダンスファイナルでは超初心者で能無しぞろいの会員諸氏に無理難題とも思える「正しいスローフォックストロットの踊り方」を指導しているわけです。

まあ、何が正しくて何が正しくないのかはその時の審査員のレベルにもよりますので、正しく踊ってもそれが必ずしも採点に結びつくかどうかは別問題であるとしても、皆さんがこれまでにご近所の低レベルな「悪いコーチ」に刷り込まれた「悪いワルツ」としか思えないスローフォックストロットよりは、世界のトッププロの正しい踊り方を覚える方がよろしいのは自明の理であると思います。

自明の理の用法が適切かどうかはともかくとして、さて、私がレッスンでいくら細かく解説しても、軽度認知症真っ盛りの皆さんに理解できるとも思えませんので、百聞は一見に如かずの例え通り、この大会のチャンピオン・Andrea & Sara 組の踊りでその実際を学んでいただきたい。

流れるような素晴らしいステップで、分かりやすいベーシックの部分においては私の解説通りに、3,4(スリー,フォー)のカウントでフライトして1(ワン)で体重が乗るということがわかると思いますが、チンパンジーに近い視空間認識力で右脳がほとんど機能していない皆さんには、この動画を何度見ても何のことかまったく理解できないかもしれません。

しかし、ご近所のわけのわからない先生のご教授による日本独特のわけのわからない踊り方よりは、元WDSFの世界チャンピオンで世界のトッププロであるAndrea & Sara 組の踊り方の方が正しいということは理解できるはずです。

まあ、どうしてもご近所の先生の方が正しいと思う方には、そのまま間違った方向に進んでいただいてなんら異存はございませんが、少しでも人間に近い知能をお持ちの方は私の指導に従った方が得であるということは理解の範疇であると思います。

不慮の事故によりA級を目前にして再起不能になった今は亡きBB組は当初からこのカウントで指導しましたので、音楽の素養が皆無であるにも関わらず、「正しいスローフォックストロットの踊り方」をマスターして、65歳から練習に参加して5級から4年という短期間でB級に昇給した原動力ともなったと思います。

スローフォックストロットと悪いワルツの違いは、上部を起点とした「ペンデュラム・アクション」と、下部を起点とした「メトロノーム・アクション」の違いを理解しなければなりません。

そのために、カウントの!,2(ワン,トゥ)でダウンして、3,4(スリー,フォー)でフライトまたはアップするというスイングを身に着けることが必要です。

また、基本中の基本ですが、「ロアー」と「フォール」の違いも理解することが必要です。

ワルツのスイングはロアーに加えて「フォール」によって生み出され、一方、スローフォックストロットのスイングには「フォール」は無いということを理解してください。

スローフォックストロットのスイングで重要なのは「フォール」のいわば真逆の「フライト」です。

その違いについてはレッスンで何度も解説していますが、低レベルな指導者の刷り込みが強い皆さんには理解不能に近いものがあるのが実情でであるとしても、神の思し召しにより奇跡が起きることを期待して、さらなるレベルアップを神に祈りましょう。

アメーン。

最後に2017 WDC Asian Tour Dance Taipei OpenのProfessional Standard finalの模様です。



WDSFのいわばアクロバティックとも思えるダンススポーツとしての方向性に対して、WDCのベーシックを基本とした芸術としてのボールルームダンスの方向性がわかると思いますが、やはりこれも理解不能・無理難題でしょうから神に祈りましょう。

なんまんだぶなんまんだぶ。

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