2011年7月5日火曜日

Blackpool 2010 Ballroom Dancing Pro Final - Tango



2010年に英国のBlackpoolで行われた競技ダンス頂点の英国選手権におけるプロファイナルのタンゴです。

世界のトッププロのタンゴのホールドの変化に注目してください。

どの選手も以前ほど、女性を抱え込まず、背骨に右手の指先が届く程度に浅いホールドで、右側を開けてゆったりと大きなホールドになっています。

とくに、元世界チャンピオンのMirko Gozzoli(イタリア)の右手は高くて浅く、スイングダンスとそれほど変わりません。

また、現世界チャンピオンのArunas Bizokas(アメリカ)の右手もけっして深くはありません。

また、どの選手も左手はスイングダンスのように手首が折れています。

これは、Ballroom Danceが、タンゴ本来のアルゼンチンタンゴやコンチネンタルタンゴのように女性を深く抱きかかえ、左手首を伸ばしたり内側に折るというホールドの影響から独立して、そのホールドの美観がInternational Ballroom DanceとしてのTangoとして確立されてきていることを表しているわけです。

この大きなホールドの方が競技ダンスとして美しく、またダイナミズムを演出しやすいということです。

このように、世界のBallroom Danceは、日々変わるラテン種目はもちろんのこと、スタンダード種目でも微妙に変化していきますので、その潮流を敏感に感じ取る必要があります。

また、練習時には必ずビデオを撮り、自分たちの踊りと、この世界のトッププロのホールドも含めたその踊りのどこが違うのかを確認して、少しでもそのイメージに近づけるようにしてください。

極端に低レベルで支離滅裂な私たち中高年のダンスも、この世界のトッププロのダンスの遠い延長線上に存在しているということを理解してください。

にほんブログ村 演劇ブログ 社交ダンスへ

<当サイトの記事について>
当サイトのダンステクニック等に関する記事は、ダンスファイナル会員向けに書かれており、それ以外の方を対象としたものではありません。